「家族が家族に手当を」をテーマに
介護予防エステティック・ソシオエステティック・
マタニティエステティックを総称して、
福祉エステティックと銘打ち広めていきたいと考えています。

ソシオエステティック、介護予防エステティック、マタニティエステティックについてご説明します。

ご存じでしたか?

エステティック発祥の地フランスでは、
精神科病棟や終末期医療などの現場に
エステティシャンがいます。

1960年代後半に精神科病棟で美容ケアを行ったことがきっかけで、フランスでは医療保険も適用になるんです。

ソシオエステティックとは、人道的、福祉的観点から精神的・肉体的・社会的な困難を抱えている人に対して医療や福祉の知識に基づいて行う総合的なエステティックです。
エステティックの施術によって人を癒し、励まし、生活の質の向上に寄与し、その人が本来の自分を取り戻すために支援することを目的としています。
(日本エステティック協会HP参照

これまで私は、スパウェルネス協会の介護予防エステティシャンとして、介護施設や震災の避難所などでボランティアを行ってきました。
困難が訪れたとき、精神的なダメージを受けたとき、どうしようもない現実に直面した時…人に必要なものは「モノ」ではなく、「人の手」だったりするのかな…と感じています。

私の経験した中から、一つお話をご紹介します。

介護施設で80代の認知症の方を施術した際の出来事です。
ずっと椅子に座っている事が出来ない方で施設内を歩き回っておられました。
職員さんと会話も成り立たない方でしたが、私が伺うと、ちゃんと椅子に座ってくれて、ハンドマッサージをさせてくださいました。
そんな時、その方が”若い時の記憶”を取り戻す瞬間に立ち会います。
施術中
「若いころは私もマニュキュアをしたのよ、赤く染めてね」
「私の頭は、時々おかしくなってしまうのよ」
と泣きながら話してくださいました。
嬉しいような悲しいような複雑な気持ちになります。

時々、介護予防エステティックが残酷だな、と思う時もあります。
認識しなくても良いことも思い出させてしまうのですから…

しかし、時に昔の自分を懐かしく思ったり、人って歳を重ねるとこうなるのね…と思いを巡らせたり、生きているからこそ感じる大事な気持ちであることに気が付きました。

このような経験を通して、福祉を深く学びたいと、東北福祉大学で福祉心理学を学びました。また、家族の闘病でこども病院で2か月ほど暮らしました。
当事者になって初めて分かったことがたくさんありました。

―マタニティエステテック

妊娠時期は、女性の体が急激に最も変化する時期でもあり、心にも体にも負担がかかります。

そんな時にどう心身のバランスをとって出産まで過ごしていくか、起こり得る不安なことなどをマタニティエステティックを通して解消し、心穏やかに過ごしてもらえるようにケアしていきます。

また、産後うつ、更年期、不妊治療などでつらい想いをされている方に、不妊治療を経験したスタッフがそっと寄り添うエステティックも提供しております。

あなただけに起こりうる特別なことではなく、誰にでも起こりうる自然な事なので安心してお話ししてください。

私は介護予防エステティック、ソシオエステティック、
マタニティエステティックの必要性を強く感じます。

介護予防エステティシャン、ソシオエステティシャンがそれぞれに、「今後の日本に強く必要とするもの」と位置づけ、全国で活躍しています。

しかし、ここで問題なのは、”専門家”として病院や施設などで従事できるのが、医療関係者である事、上級のエステティックの資格が必要になること、様々な経験や実習が必要である事などが規定されているので全国に数百名しかしないのが現状です。

そこで私は、「家族が家族に手当を」をテーマに
広めていきたいと考えています。

家族に手を当てられることが一番幸せなはずですから…

「お母さん、ハンドケア学んできたから手をかして」と気軽にご家庭でそんな会話ができると、いろんな事が幸せに向かうのではないかな、と感じます。

ご家庭だけでなく、職場で活かされたり、そこから本格的にエステティシャンを目指されたり、ボランティア活動をされたり、自宅サロンをされたり、幅は無限に広がると思います。

まずは私が介護予防エステティック、ソシオエステティック、マタニティエステティックを皆さんに知っていただくために、今できることを全力でやってみようと考えています。

美容の大きな力を信じながら…

socio esthetic

―福祉エステティック―

介護予防
エステティックとは
何ですか?

介護を必要とされている方に対しての
エステティックを指しますが、
現在は高齢者だけではなく

介護、医療的、福祉的な観点からケアをするエステティックを
介護予防エステティック、ソシオエステティック、マタニティエステティックと総称されています。

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―福祉エステティックを受けたい方はこちら―

  • 1回90分 16,500円(税込)※カウンセリング込み
  • お体に負担になるようでしたら、ご自宅にも訪問させて頂きます

お客様のご家庭の状況、お使いになりたい場面をお申し付けください。
そちらに合わせてレッスンをオーダーメイドさせて頂きます。

88,000円(税込)

ベリタブルボーテでは新体操、器械体操、ダンス、バレエ、フィギュアスケートなど、体の美しさが求められるスポーツをされているお子さんも通われています。

プロや全国を目指す中で体のラインが綺麗なことは芸術的なスポーツでは必須条件なんです。

体重もわずか数百gの違いでジャンプなど感覚の違いを感じたり、競技に影響がでる繊細なものなんです。

子どもはみんな頑張り屋さんです。特に多感な時期のお子さんは限界を超えて頑張ります。

心配なのはやり方や考え方を少し間違えただけで起こりうる摂食障害。

毎日のケアが大事だから母からお子さんへのエステティックを推奨しています。

体重コントロールをする為の食事、マッサージ、生活習慣、考え方を母から伝えて欲しい。お母さんに学んで欲しい!

お子さんをケアする為の1DAYレッスン開催中です。

お子さんの性格や生活習慣、食事の嗜好、考え方に合わせてオーダーでレッスンをお作りします。

\こんな方にオススメです/

幅広く活躍できるためのベーシック講座です

専門的な領域ですよね?

とても専門的な領域になります。
エステティックの発祥の地、フランスでは、エステティックは医療保険が使える制度があります。
精神的に疲れたら エステサロンに行く 終末期医療などの病院にエステティシャンがいる産後のケアをエステティシャンが行うなど、医療や福祉と密接に関わっています。

日本では
確立されていないのですか?

残念ながら日本ではフランスのような発展は出来ていません。おそらく医療保険が使える事はないと思います。日本エステティック協会やその他NPOの団体が 『これからの日本に絶対に必要なもの』 と位置づけ、 介護予防エステティック、ソシオエステティック、マタニティエステティックを発展させようと日々努力をされています。
ただ、専門的な知識、経験が必要になるため、エステティシャンでも受講資格を得るために数年かかるのが現状です。